加湿器の使い方【寝るとき編】時間や置き場所どこに置く?

加湿器使い方

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乾燥が気になる冬は加湿器が大活躍ですね。

加湿器は夏の冷房の乾燥対策にもなるので、夏も使えるアイテムです。

しかしあなたの加湿器の使い方、間違っていませんか?

今回はとくに使い方の間違いが多い【寝るとき編】です。

喉やお肌の乾燥が気になるから、寝てる間の加湿器はつけたまま!

という人は要注意です。

この記事を読んで今夜からは正しく使いましょう!

エアコンと一緒に使う加湿器の正しい使い方のほかに、つけている時間や置き場所、あなたにおすすめの加湿器までご紹介しています。

加湿器を毎日活用している人も、これから加湿器を購入しようと思っている人にも役立つ内容ですよ!

 

寝るときの加湿器はあり?なし?

寝る 子供

冬の時期はお部屋の乾燥が気になって、寝る時に加湿器をつけている人も多いですよね。

結論からお伝えすると「寝る時の加湿器はNG!」なんです!

(寝ている間もずっとエアコンをつけている場合はOKです。)

寝ている間の喉やお肌の乾燥が気になるのに、寝ている間の加湿器がNGなんてショックですよね…。

でもきちんと理由がありますのでご安心ください。

まずエアコン使用時は送風や温度上昇により室内の湿度が20~30%ほどに低下します。

私たちが過ごしやすく、かつウイルスの繁殖を抑えられる湿度は50~60%です。

ですからエアコン使用時は加湿器も一緒に使う方が理想ですが、寝る直前・寝ている間はエアコンを消す、という方も多いと思います。

深夜から明け方にかけて気温が低くなる時間帯は、お部屋の飽和水蒸気量が低くなります。

ですがその時間帯に加湿器が稼働していたらお部屋の湿度が上がりっぱなしになり、結露やカビ・ダニの発生原因になってしまうのです!

飽和水蒸気量とは?

1㎥の空気が、取り込むことのできる水蒸気の量。

温度が高いと水蒸気を多く取り込めて、温度が低いと取り込む量が少なくなる。

つまり気温が低くなる時間帯は加湿器は不要!となります。

加湿器をつけたまま寝て、朝起きたら床がびちゃびちゃになっていたり、窓ガラスが結露でびちゃびちゃ…床まで濡れてる!

なんて経験ありませんか?

必要以上に加湿してしまっていた、ということですね。

補足情報

現在は夏も冬も24時間エアコンをつけたまま、というご家庭も増えてきています。

エアコンにも空気清浄機能や加湿機能がついていたり高機能エアコンも出ていますね。

寝ている間もつけたままの場合は、温度設定を低めにしたり湿度計をお部屋に置いて加湿が必要か確認してみてください。

  • 寝室で寝ている人は?

事前にお部屋を暖める程度にエアコンをつけるか、布団乾燥機や湯たんぽを使用すれば寝室が乾燥せずに快適に眠れますよ。

  • ワンルームの人は?

エアコンと同時に加湿器も切るか、タイマーで切れるように設定しておきましょう。

ちなみにエアコン以外の石油ストーブやガス暖房の場合は、燃える時に水が発生しますので加湿器の必要はありません。

寝るときに加湿器をつける効果

加湿器

寝るときに加湿器をつけるとどんな効果があるのでしょうか。

先ほどもご紹介したように、お部屋の湿度を50~60%に保つことで風邪やウイルスから守れます。

お年寄りや赤ちゃんのいるご家庭では特に気を付けたいので加湿器は大活躍です。

エアコンをつけたままで寝る時は、加湿器もつけたままにしてお部屋の湿度を保つのはとても良いですね。

ただし湿度が60%以上にならないように注意しましょう。

65%以上になるとカビやダニが発生しやすくなり、アレルギーの原因になってしますので一定の湿度を保つようにしましょう。

ちなみにお肌の潤いに良いとされるのも湿度50~60%と言われています。

ですが加湿器の水蒸気を直接浴びても美容効果はありませんのでご注意を!

寝るときにおすすめの加湿器の選び方

レビュー

次は寝るときにおすすめの加湿器の選び方をみていきます。

様々な加湿器がたくさんあって迷ってしまいますが、まずは寝るときのお部屋の広さに合った加湿器を選ぶことです。

広い寝室に小さい加湿器では役に立たないし、ワンルームなのに大量加湿のものを置くとジメジメした空間になってしまう、ということです。

以下は適用床面積という数字でお部屋の広さに対する加湿量の目安です。

畳数 洋室 和室
6畳 350ml/h 200ml/h
10畳 600ml/h 350ml/h
12畳 850ml/h 500ml/h

 

加湿器の商品スペックや取り扱い説明書、箱にも記載されていますので確認してみてくださいね。

さらに加湿方法も4種類あります。

加湿方法
  • 気化式………………濡れたフィルターに風をあてて気化させ加湿するタイプ
  • 超音波式……………超音波の振動でミスト状に噴霧するタイプ
  • スチーム式…………水を加熱して蒸気を出すタイプ
  • ハイブリッド式……気化式に温風機能がついているタイプ

 

お部屋の大きさや設置場所を考慮して選んでみてくださいね。

おすすめの加湿器①タイマー付き

おすすめの加湿器ひとつめはタイマー付きのものです。

これまでの情報をまとめると、なんといってもタイマー機能はあった方が良いです!

1時間後や2時間後にエアコンと同時に切れるととても便利です!

電気代や結露・カビなどを抑えるためにもタイマー機能は必須ですね。

おすすめの加湿器②静音設計

おすすめの加湿器ふたつめは静音設計の加湿器です。

気に入って買ったのにモーターやファンの音が気になって眠れない、というのは残念ですよね。

一般的に40dB以下が「静か」といわれるレベルですが機種によっては静音モードが搭載されていたりしますのでチェックしてみてくださいね。

比較的静かなのは「超音波式」と言われるミスト状に噴霧するタイプです。

アロマオイルが使えるタイプもあるので香りも同時に楽しめますよ。

おすすめの加湿器③気化式

おすすめの加湿器みっつめは「気化式」タイプの加湿器です。

気化式とは濡れたフィルターに風をあてて気化させることです。

例えるならエアコンの送風前に洗濯物を干しているような感覚です。

湿度が上がりすぎないところがポイントなので結露を防ぎたい和室にぴったりです。

消費電力も少ないので電気代も安心です!

またオブジェのような電気を一切使わないものもあるのでインテリア重視の方にもおすすめです。

寝るときの加湿器の使用時間

加湿器

寝るときの加湿器の使用時間はどのくらいがよいか?

それはエアコンの稼働時間と同じだけ、になります。

寝る前にエアコンを切ったなら加湿器も切りましょう。

あとは湿度計を置いて60%以上になりそうなときは加湿器だけきりましょう。

寝るときの加湿器の置き場所

加湿器

みなさんは寝るとき加湿器をお部屋のどこに置いていますか?

  • エアコンの風にあたるところ?
  • お部屋の隅から中央に向かって?
  • 床に直接置いたり、顔に当たるように置いたり?

これ全部NGです!

正解の置き場所は以下です。

  • お部屋の(なるべく)中央に置きましょう

理由は壁や窓に近いところにおくと湿気でカビの原因になってしまいます。

  • なるべく床から高いところに置きましょう

加湿器からでる水の粒子は下に落ちていくため

  • 寝るとき顔に浴びるようにするのはやめましょう

顔に水が当たっても逆に乾燥の原因になりますし、寝具が濡れてカビの原因になってしまいます。

床から高いところに置けない、という人は背の高い加湿器がおすすめです。

お肌の乾燥が気になる人はこんな加湿器もありますよ。

 

まとめ

オフ

加湿器の使い方【寝るとき編】いかがでしたか?

私たちの生活に必要不可欠なエアコンは夏も冬も大活躍なので、加湿器も一家に一台…いやエアコンと同じ台数のご家庭もあるかもしれません。

「間違った使い方をしていた!」

という人も意外と多いかもしれませんね。

電気代や衛生面からも、寝るとき一晩中つけていた人は今夜から切りましょう!

そしてこれから加湿器を購入予定の人は

  • お部屋のサイズに合った加湿量のものを
  • タイマー付きで静音設計のものを
  • 設置場所をイメージしてから
  • 湿度計もあれば便利

を参考に自分に合った加湿器を見つけてくださいね。

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