カレーは冷蔵庫で何日持つ?保存期間や日持ちさせるコツまとめ

カレーは冷蔵庫で何日持つ? 保存期間や日持ちさせるコツまとめ

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

皆さんはカレーを作ったときすぐに全部食べてしまいますか?

多くの人は何日かに分けて消費していくのではないでしょうか。

冷蔵庫に保存したカレーを1週間ほどかけて食べるという強者もいると聞きます。

カレーは1日寝かせたほうが美味しいという意見も聞きますね。

作り置きできる便利な料理で広く認知されていますが、傷みやすいという意見もあってすぐに食べたほうがいいとも聞きます。

実際に傷みやすいのか、何日保存できるのか気になるところです。

カレーの保存期間は何日なのか、傷みやすい原因、日持ちさせるコツを調べて皆様にお伝えしたいと思います。

 

一晩寝かせたカレーには要注意!

一晩寝かせたカレーが美味しいことは有名ですが、危険でもあることをご存じでしょうか。

一晩寝かせたカレーを食べたらお腹を下したことありませんか?

その一番の原因といわれているのがウェルシュ菌と呼ばれている細菌です。

ウェルシュ菌は加熱処理しても死滅しない菌で調理後に冷めてきたころ繁殖し、お腹を下す原因となります。

しかも食べてから半日後に症状がでてカレーが原因と分からない人もいるようです。

昨晩作ったカレーをお昼に食べて夜違うものを食べ終わったころにお腹を下したらカレーが原因とは思いませんよね。

ウェルシュ菌以外にも熱で死滅しない菌は存在します

セレウス菌やボツリヌス菌も熱に強い細菌です。

十分に熱処理したから安全だと過信しないように気を付けましょう

ウェルシュ菌については東京福祉保健局のHPで詳しく解説しておりました。

気になる方はチェックしてみてください。

東京福祉保健局 ウェルシュ菌

加熱処理=安全という概念が無くなりますよ。

調理後は全部食べるのが安全な食べ方になります。

 

カレーは冷蔵庫で何日持つ?

冷蔵庫

冷蔵庫に保存したら安全だと思って何日も保存したカレーを食べたことはありませんか?

実はそれ大変危険な行為です。

冷蔵庫でも菌の繁殖は起こります。

ウェルシュ菌は10度以下なら繁殖がしづらいとされています。

あくまでもしづらいだけでしないわけではありません。

冷蔵庫に保存している場合でも3日が限度とされています。

3日以内には食べきるようにしましょう。

1週間保存したカレーを炒めたり温めなおしたりしてもウェルシュ菌は死滅しません。

食べたらお腹を下す原因になりますよ。

時間がたってしまったカレーはもったいないですが廃棄しましょう

 

カレーの保存期間はどれくらい?

カレー

カレーは菌が繁殖しやすい事がわかりました。

とはいってもたくさん作ってしまうのがカレーです。

やはり何日かは保存しておきたいですよね。

保存方法によって期間の違いがあるのでご紹介します。

 

鍋ごと常温保存

調理が終わって鍋で常温保存すると約6時間で菌が増殖していきます。

とくに夏場は気温が高く菌の増加がしやすい環境になってしまうのでその日のうちに食べきってしまいましょう。

出来れば常温で保存しようとは考えずに半日以内には消費しきりたいところです。

 

冷蔵庫で保存

10℃以下なら菌の繁殖を抑えられますが、冷めるまでに時間が掛かってしまうと菌が増えて食中毒の原因になってしまいますよ。

小分けにして温度が一気に下がるような工夫が必要になります。

それでも冷蔵庫で保存する場合には3日が限度でしょう。

それ以上日数が経ってしまった場合は食べるのを控えた方が良いと思います。

 

冷凍庫で保存

沢山作りすぎて食べきれない。

3日連続で同じカレーはちょっと食べたくないという方は冷凍保存をおすすめします。

冷凍なら1ヶ月保存できるとされていますよ。

冷凍保存する場合は1食分づつ小分けにして保存してくだいね。

冷凍するときは具をできるだけ細かくすると美味しく食べられるのでおすすめです。

 

カレーを日持ちさせるコツ

日持ちコツ

カレーが長期保存しづらい食品だということがわかりました。

それでもできるだけ長期保存した方が料理の手間が省けて嬉しいですよね。

日持ちさせるコツをまとめて皆様にお伝えします

 

できるだけ早く冷やす

ウェルシュ菌は12℃~50℃の間が繁殖しやすい温度だと言われています。

できるだけ早く10℃以下にすることがカレーの保存期間を延ばす方法です。

手間はかかりますが鍋が入る大きさのボールに氷水を入れてカレーをかき混ぜながら冷ますのが効果的です。

そこまでしたくない方は小分けにして冷えやすいようにして保存しましょう。

 

鍋ごと冷蔵庫に入れない

調理した鍋ごと入れてしまうと温度が下さがりづらいです。

10℃以下になるまで時間が掛かって菌の繁殖がしやすい環境になってしまいます。

鍋ごと冷蔵庫に入れても毎日加熱すれば大丈夫だと思っている方もいらっしゃいますが、ウェルシュ菌は加熱しても死滅しません。

保存することがあらかじめわかっている場合には調理後すぐ小分けにして冷蔵庫へいれましょう

 

保存するときは密閉する

保存するときは容器に入れるよりジップロックなどの保存袋に小分けにして入れた方が日持ちします。

保存袋に入れる際は空気をできるだけ抜いてから密閉しましょう

酸素に触れると食材が酸化して味が落ちる原因になります。

素早く袋に入れて冷蔵した方がいいですよ。

 

余ったカレーを保存するおすすめアイテム

カレー 小分け

保存するときのおすすめアイテムはジップロックです。

1食分づつの保存がしやすく冷蔵庫のスペースをとりません。

ジップロックなら匂いも漏れづらいのでおすすめです。

カレーを容器に移し替えて温めるのが面倒くさいという方には密閉性の高い容器をおすすめします。

ガラス製の容器ならプラスチックのものと違い匂いも付きづらいし、キズも付きにくく長期的に使用できますよ。

取り出したらそのまま温められるニトリの耐熱ガラス容器がおすすめです。

コスパも良いですし、匂いも漏れにくい蓋付なので使用感最高ですよ。

ネットでも購入できるのでぜひ使ってみてください。

ニトリ 耐熱ガラス容器

 

カレーは冷蔵庫で何日持つ?保存期間や日持ちさせるコツまとめ

冷蔵庫 小分け

カレーの保存方法は把握できたでしょうか。

カレーは作り置きして何日かに分けて食べるものだという概念がありましたが傷みやすくお腹を下す原因になっていることがわかりましたね。

お腹を下す原因のウェルシュ菌は100℃の熱にも耐えて12℃~50℃の幅広い温度で繁殖してしまいます。

調理後はできるだけ早く温度を下げるためにも小分けにしてから冷蔵庫で保存しましょう。

味は落ちてしましますが一番長持ちする方法は1ヶ月保存できる冷凍保存です。

安全に美味しくカレーを食べてくださいね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

four × 3 =