メールアドレスや単価を表す際に使われる記号でおなじみの「アットマーク」。
近年はアドレスや単価記号の他にも、SNSでアカウントや名前を表示する時にも使用しますよね。
そんな身近な記号であるアットマークですが、書き方や書き順はあるのでしょうか?
また調べていくうちに、用途によって全く違う使い方をするということがわかりました!
今回は誰でも一度は使ったことがあるアットマークについて、記号の意味や使い方、書き方などを調べてまとめました。
LINEでの使い方も記載しているので、この機会に覚えておくと更に使いこなすことができますので、ぜひ最後までご覧ください。
アットマークの書き方や書き順は?
普段目にする機会が多いアットマークですが、書き方や書き順に決まりはあるのでしょうか?
よく見かけるのは、画像のようにaのしっぽの部分から丸がつながっている書き方ですよね。
この書き方が正解と思われている方が多いと思います。
パソコンやスマホで打ち込んだ際もこの表記なので、この書き方が公式なのかもしれません。
しかしこの書き方だけが正しいということはなく、書き方や書き順は特に決まっていないという説が濃厚です。
日本ではアルファベットの書き方や書き順を習うことがありますが、海外では特に決まりはなく、自分が書きやすいように書くそうです。
アットマークも例外ではなく、画像のようにaのしっぽの部分から丸く囲うのをつなげて囲っても、aを書いた周りをつなげずに囲ってもどちらでもいいようですね。
アットマークの書き方や書き順に正式な決まりはないというがわかりました。
アットマークの使い方
次にアットマークの使い方を説明していきますね。
覚えておくととても便利な使い方もありますので、必見ですよ!
名前
Twitterやニコニコ動画などのSNSで、自分の名前やアカウント名を表記する際に使います。
使い方としては【@自分の名前】【@アカウント名】といった使い方です。
また、自分が所属している部署や会社名、団体名を表記する際にも使われるんです!
部署名や会社名を、その人の名前の後ろに「@〇〇」というように表記します。
例えばその人が【株式会社〇〇商事の山田太郎】の場合は【山田太郎@株式会社〇〇商事】というように表します。
また社内の所属部署を表す場合は、その人が【総務部の山田太郎】の場合【山田太郎@総務部】というように表します。
自分の名前を先に表記し、アットマークの後に所属名を表記するといった感じです!
ただし、ビジネスで使う際には注意が必要です。
アットマークは略語なので、ビジネスの場など改まった文章表現が求められる場合は、気軽にアットマークを使うことはおすすめしません。
相手に失礼のないように、気を付けながら使うようにしましょう。
LINE
LINEでもアットマークの便利な使い方ができますよ。
それは相手をメンションするという使い方です。
LINEのメンション機能とは「グループ内での会話で特定のユーザーを指定してメッセージをする」時に使える、とても便利な機能なんです!
グループ内でメッセージをやり取りしていると、特定の相手に読んでもらいたいメッセージが埋もれてしまって気づかれないことがありますよね。
そんな時のためにアットマークを使ったメンションのやり方を紹介します!
- トーク内で半角の@を入力する
- グループ内のメンバーが表示されるので、特定して送りたい相手を選んでタップする
- 青字でメンションする相手が表示される
- 同じトーク内でメッセージを入力し送信する
これだけで相手の画面にメンションされたことが通知されるんです!
とても便利ですよね。
ただし、相手がグループ通知をオフにしているとプッシュ通知は届きません。
とはいえトーク表示の際に名前の色が変化するので、トーク履歴を確認していればトラブルになりにくいと考えられます。
単価
実はアットマークの日本での正式名称は「単価記号」というんです!
使い方としては、金額の前にアットマークを使います。
りんご1個200円なら【りんご@200】といった感じです。
単価の金額の前にアットマークを付けて表す場合、円や¥は不要です。
また、単価とは1個あたりの金額を表すものなので、アットマークの前に1個と書く必要はありません。
しかしアットマークを使って個数を併記する場合の例としては
りんご1個 @200
みかん5個 @100
という書き方になり、これで
1個当たり200円のりんごが1個で小計200円
1個当たり100円のみかんが5個で小計500円
2つの合計金額は700円
という表し方になります。
アットマークの記号の意味
色々な使い方ができる便利な記号のアットマーク。
ではその記号の意味はどういったものなのでしょうか。
アットマークとは従来「at the rate of」の意味を持っており、もっぱら単価記号として使われていました。
インターネットが普及してからはメールアドレスや、ユーザー名とドメインの区切りとしての使い方が一般的となり現在に至ります。
at the rate ofの意味を持っているアットマークですが、語源はラテン語の「ad」とされているという説もあり、このadは英語の「at、to、for」と同じような意味だそうです。
昔、修道士が聖書を複製する際に「a」の周りに「d」の半周を書いたのが始まりとされています。
その後略記表現が進み、一筆で書ける「@」になったとされています。
またアットマークという呼び方は世界共通ではなく、英語圏では【at sign】【at symbol】などと呼ばれるそうです。
その他、フランスではエスカルゴ、オランダでは猿のしっぽと呼ばれるなど、アットマークの形から連想される形で呼ぶ国が多く、とても面白いですね!
アットマークの書き方や書き順まとめ
アットマークの書き方や書き順に正式な決まりはない
- TwitterなどのSNSで自分の名前を表す際に使える
- 所属を表す際はアットマークの前に自分の名前を入れ、アットマークの後に所属を表記する
- LINEでは相手をメンションする際に使うことができる
- アットマークの日本での正式名称は「単価記号」と呼ぶ
- 記号の意味は「at the rate of」で語源はラテン語の「ad」からきている
- 世界各国で呼び方が異なる
いかがでしたでしょうか?
メールアドレスやアカウント名以外にも便利な使い方ができるアットマーク。
みなさんもぜひ使いこなしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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