いちじくの食べ方には注意が必要!食べ頃の見分け方やおすすめレシピも

いちじくの食べ方には注意が必要! 食べ頃の見分け方やおすすめレシピも

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

夏から秋にかけてスーパーで見かけるいちじく。

ふっくら丸みがあり赤く色づいているものはまさに食べ頃で、かぶりつきたくなります!

実は生のいちじくは食べ方に注意が必要って知っていますか?

しかしいちじくの正しい食べ方って意外とわからない人も多いのではないでしょうか。

でもポイントをおさえれば大丈夫!

  • いちじくの食べ方で注意することは?
  • いちじくって産毛があるけど皮ごと食べて大丈夫?
  • いちじくの種ってどうすればいい?
  • いちじくの下の方が裂けてるのは食べて大丈夫?
  • 硬くて甘くないいちじくの食べ方やレシピを知りたい!

いざ買ってきても食べ方についてこれらの疑問があるかもしれませんね。

今回はいちじくの食べ方の注意点や疑問を解決できるようまとめました。

さらにスーパーの店頭で並んでいるいちじくの、食べ頃の見分け方も調査!

未熟で硬く甘くないいちじくの救済レシピや、食べきれないときのおすすめレシピもご紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

いちじくの食べ方の注意点

いちじく 裂いた断面

さっそくいちじくの食べ方で注意点や疑問点をみていきましょう。

以下の3つは食べるときに多くの人が悩むポイントです。

  1. 皮ごと食べれるのかな?
  2. 種は食べれるのかな?
  3. 洗う必要はあるのかな?

それぞれ解説してきます!

そのまま皮ごと食べていい?

答え:いちじくは皮ごと食べて大丈夫!

いちじくの皮は食べても大丈夫です。

完熟しているいちじくの皮はやわらかく、逆に皮をむくのが大変かもしれません。

表面に細かい産毛が目立つものは塩で優しくこすって、弱い流水で落としましょう。

果物や野菜は皮と実のあいだに栄養があるので、できれば丸ごと食べたいものです!

品種によって皮が硬めだったり、皮はむきたいという人はヘタを折ればバナナのように簡単に剥けます。

熟していてむきにくい場合は、包丁で4等分にしてからそれぞれむきましょう。

皮ごと食べたいけど食べにくい、という人はブレンダーでミックスジュースにすれば気になりませんよ。

私は皮ごと食べましたが口に残る感じもなく、美味しくいただきました!

種は食べれる?

答え:いちじくの種は食べれます!

いちじくを割ったらプチプチとした種のようなものがぎっしり詰まっています。

じつはこれ種ではなく、いちじくの小花なんです!

いちじくは不思議なフルーツで壺状に育った実の内側に花を咲かせているのです。

ですから種だと思っていた部分はお花で、正しい答えは…

いちじくのお花は食べれます!

となります。

いちじくは皮も中身もすべて丸ごと食べれて捨てる部分はありません!

洗う必要はある?

答え:優しい流水で洗いましょう!

熟していて皮ごと食べる場合は、ホコリを落とす程度に洗うと安心です。

ヘタを持って上から優しく流水をかけましょう。

熟していると下側が裂けていますから、そこから水が入ると中身まで水っぽくなってしまいます。

せっかくのいちじくの美味しさが楽しめなくなるので、必ず上から優しく流水をかけて汚れを落としましょう。

皮を剥いて食べる場合は洗わなくても大丈夫です!

いちじくの食べ過ぎに注意!食べ過ぎるとどうなる?

女性 悩む

いちじくの食べ方の注意点や疑問が解消されれば、買ってきてすぐパクリと食べれますね。

次に疑問なのがいちじくを食べ過ぎるとどうなるのか?

Mサイズであれば1パック5~6個くらいで販売されていますが、熟していると半分くらいはぺろりと食べれてしまいます。

栄養が豊富だしたくさん食べるほどメリットがありそうですが、実はいちじくの食べ過ぎに注意!?

食べ過ぎるとどうなるのかまとめました。

①下痢に注意!

美味しいからといって一度にたくさん食べ過ぎるとお腹を壊して下痢になるかもしれません。

いちじくは食物繊維が豊富に含まれているフルーツで、日々の食生活で摂りにくいといわれる水溶性食物繊維が多く含まれています。

水溶性食物繊維は腸の中でゼリー状になり排便をスムーズにする働きがあります。

ですから水溶性食物繊維が豊富ないちじくを食べ過ぎると下痢や軟便を引き起こすことがあるのです。

普段から軟便気味の人は少量ずつ食べるようにしましょう。

またその日の食事の食べ合わせで、食物繊維を多く含むほかの食材と重なった場合も注意が必要です。

②カロリー・糖質に注意!

いちじくは甘くてジューシーでとても美味しいフルーツ!

でもやっぱり気になるのがカロリーと糖質ですね。

Mサイズ1個(約70g) 100gあたり
カロリー 38kcal 54kcal
糖質 8.6g 12.4g

いちじくの品種などで個体差はありますが、今回私がスーパーで買ってきたものは1個あたり65g~70gのMサイズくらいのものでした。

間食で理想的なカロリーは200kcalと言われていますから、Mサイズのいちじくなら5個まで食べれます。

しかし糖質はというと間食で10gと言われていますから、Mサイズのいちじくなら1.5個になります。

カロリーと糖質…どちらを重視するかによって一度に食べられる個数は変わってきますね。

ですが先ほどご紹介したように、いちじくには水溶性食物繊維が豊富なので一度に多く食べ過ぎると下痢の危険性があります。

一度に食べる量は2~3個が適量かもしれません。

血糖値の上昇をおさえる!?

いちじくに含まれるペクチン(食物繊維の一種)が急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。

さらに悪玉(LDL)コレステロール値を低下させる作用もあります。

糖質は決して低くはないですが、食物繊維が良い働きをしていますのであまり罪悪感なく食べれますね!

③アレルギーに注意!

いちじくを食べると稀にアレルギー反応が出る場合があります。

  • 手がかゆくなる
  • 口や唇が腫れてかゆくなる
  • 口の中やのどにイガイガ感

これらはいちじくに含まれるタンパク質を分解する酵素・フィシンに反応して起こるアレルギー反応です。

アレルギー体質の人や花粉症体質(特にシラカバ)の人は口腔アレルギーを起こすリスクが高いです。

少量から食べるようにしてみてください。

また熟していないいちじくは、甘くないだけでなく胃が刺激されやすく胃痛につながるおそれがあります。

品種によっては熟しても赤くならないもの(白いちじく)があるので、触ってみて硬いいちじくは加熱して食べると良いでしょう。

その他、カリウムも豊富なのでカリウム制限をしている人は食べる量を控えましょう。

いちじくの食べ頃のポイント

いちじく お皿

生のいちじくは、6月~10月頃までスーパーで販売されます。

販売されているものはどれも食べ頃のようだけど、その中でも特に食べ頃のいちじくを見分けるポイントをお教えします!

  • ふっくら丸く皮に張りがある
  • そっと触ってみると柔らかい
  • 底の部分が裂けすぎていない
  • ヘタの部分まで全体的に赤紫色に色づいている(品種による)
  • ヘタの部分に白い液が付いているとより新鮮!

これらのものを選ぶと熟していて甘く美味しい、いちじくが楽しめますよ。

さらに食べるときは冷えている方が甘みを感じやすいので、しばらく冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。

ちなみに未熟で甘くないいちじくを家で追熟させることはできません。

買ってきたものが硬く未熟で甘くなかった場合、数日放置したりバナナの力を借りても追熟できないので加熱調理でいただきましょう!

追熟とは?

収穫後に一定期間置くことで甘さが増したり、柔らかくして食べやすくする方法。

さらにバナナやりんごと一緒にビニール袋に入れておくと、エチレンガスの効果で追熟が早くなります。

いちじくの保存方法

いちじく 断面

食べ頃のいちじくを買ってきたものの、食べきれない場合もありますよね。

いちじくの保存方法についてですが、冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。

家で追熟できないので店頭では食べ頃が出回っています。

買ったその日に食べるのが理想的ですが、食べきれない場合は冷蔵庫へ。

洗う

ヘタを持って上から優しい流水で洗い流しましょう。

水気をふき取る

キッチンペーパーなどで優しく水気をふき取ります。

熟していて柔らかいので潰さないように気を付けましょう。

包む

キッチンペーパーで1個ずつ包んだものを保存袋に入れます。

重ならないようにしましょう。

冷蔵庫へ

冷蔵庫の野菜室へ入れます。

柔らかくつぶれやすいのでタッパーなどに入れると安心です。

2~3日以内に食べきりましょう!

頂いたり収穫量が多かった場合は冷凍保存も可能です。

③のあとに冷凍庫へ入れて1ヶ月以内に食べきりましょう!

食べる数分前に取り出しておけばシャーベットのような食感が楽しめますよ。

いちじくの食べ方おすすめレシピ

いちじく 料理

冷えた生のいちじくを丸ごとパクリと食べるのも最高ですが、実はお料理やお菓子にも使える万能食材なんです!

おすすめのいちじくの食べ方をご紹介しますのでぜひ試してみてください!

塩気のある食材と相性が良いです◎

チーズと合わせたレシピも多くチーズとの相性も良いです◎

和食にも合うとは驚きです!

萌え断です!!!!!

塩気とチーズの旨味が最高!!!

お手軽おつまみです!!!

フランス料理も簡単にできちゃいます!

硬めのいちじくはジャムがおすすめ!

いちじくの食べ方には注意が必要!まとめ

いちじく 5個

いちじくの食べ方には注意が必要!

食べ頃の見分け方やおすすめレシピについてまとめました。

いちじくの正しい食べ方をわからなかった人も解決できたのではないでしょうか?

いちじくの食べ方の注意点は以下です。

  1. いちじくは皮ごと食べて大丈夫!
  2. いちじくの種(小花)は食べて大丈夫!
  3. 優しい流水でヘタの部分から洗い流しましょう。
  4. 糖質の摂りすぎ、下痢やアレルギー回避のために1日2~3個にしましょう。
  5. 追熟できないため、熟していないいちじくは加熱調理しましょう。
  6. すぐに食べきれない場合は冷凍保存、ジャムなどに加工しましょう。

栄養豊富で食事にも合ういちじく。

ポイントをおさえて旬の味を楽しみたいですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

eighteen + three =